成功哲学の落とし穴
私は日本メンタルヘルス協会
プロコースの講座を受講しています。
全33回の講座も残りわずかとなりました。
前回の講座は『成功心理学』でした。
私が20代の頃にはまっていた
『成功哲学』の話が出てきて
とても懐かしかったです。
●ナポレオン・ヒル
●マーフィーの法則
●カーネギーの成功哲学
あの頃は
脳力開発の教材を使い
願望実現・目標達成をめざし
必死でした。
成功・願望・目標・自己実現
という言葉に惹きつけられ
●脳力開発セミナー
●自己啓発セミナー
にも参加していました。
アファメーションと出会ったのも
その頃です。
(ブログ:アファメーションとの出会い)
あの時は、ガツガツしていたな。
いつも戦闘モードでした。
職場での期待に応えたい
生徒さんや学生さんたちの
力になりたい
という気持ちもありましたが
承認欲求を満たすため
だったのかもしれません。
今思えば、
自分にないもの
欠けているものを
何かで満たしたかった。
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何かで補わなくては
完全な自分にならないから
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そうやって、
いつも何かを追い求めていた
ように感じます。
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そのままの自分では足りない
まだまだ足りない
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それはエンドレスでした。
「べき」「ねば」で
モチベーションをあげていくことに
私はある種、限界を感じていた
のかも知れません。
30代になって結婚、出産、
仕事を辞めることで
何かを追い求めることも
いったん、終了となりました。
その後も
子育てしながら
児童英語教師の資格を取ったり
TOEICテストを定期的に受けたり
ボールルームダンスのテストを受けたり
してきましたが、
『成功哲学』という言葉に
魅力を感じなくなりました。
常に高い目標を掲げ
決意し、行動を続けるのに
もう疲れてしまった。
というのが本音です。
根性や忍耐力に支えられた成功に
もう興味がなくなったのです。
私には目標があります。
◎心理セラピストとして多くの人を癒やしたい。
◎英語アファメーションを広めたい。
今も、
なりたい自分になろうとしています。
アファメーションもやっています。
でも、私が目指すところや
実践している方法は
『成功哲学』にはまっていたころとは
まったく違います。
自分の力で
コントロールするようなことは
もうしなくなりました。
自分の力をできるだけ出さずに
大いなる力(宇宙・神)にゆだね
空となって動かされる
それが私の目指すところです。
心からの情動にしたがって
やりたいことをやりながら、
♥らくに生きる
♥無理をしない
ことを大前提に
・ゆるんでいること
・ニュートラルでいること
・機嫌よくいること
・安心していること
・喜んでいること
そういう自分でいることを
一番大事にしています。
そうしていると波動も整い
それに合ったものが
引き寄せられてくることが
わかったからです。
もう力ずくで
必死に頑張ることはやめたのです。
今では
「何とかやってみせる」ではなく
「やってみようかな」でもいいのではないか
と思っています。