ヴィジュアライゼーション
今のあなたというのは、
これまであなたが自分自身について
イメージしたものの集合です。
新しいあなたを創るなら、
α波の状態で
プラスのイメージを潜在意識に
送りこんでゆく必要があるのです。
私が脳力開発セミナーに参加したとき
言われた言葉があります。
「意思の力は必要ありません。
想像力をうまく活用すると
強固な意志で成し遂げるのと
まったく同じ内容のものが得られます」
なりたい自分や叶えたい願いごとを
無条件に描き
その感覚を受け容れ
定着させていきましょう。
今回は、願望をヴィジュアル化する
「ヴィジュアライゼイション」の
3つの方法をご紹介します。
1.言葉にして紙に書く
①具体的な願望
「世界旅行をする」
I'm traveling around the world.
②気持ちがあがる言葉
「私ならできる!」
I can make it!
を紙に書きます。
2.映像化する
写真でも、自分で描く絵でもOK
これらの映像を眺め
脳に焼きつけます。
壁に貼っておくのもオススメですし、
α波状態になりやすい時間帯を利用して
枕元に置いておいて、
朝目覚めたら見る
夜眠る前に見るのも効果的です。
私は脳力開発の教材で
映像化の訓練をしたことがあります。
「イメージカード」というものを使って
「イメージ想起脳力」を高める
という訓練です。
「イメージ想起脳力」とは
きれいな花をありありと思い浮かべようと思ったとき、実際にあなたの目の前にそれがあって、あなたがそれを見つめているのとまったく同じように、いわば幻覚のようにして、その花を脳裏に思い浮かばせることができる脳力のことです。
α波状態で
ありありとした映像を
頭に思い浮かべると
脳はそのイメージを
現実に体験したことと同一視して
その場面の映像を
脳に刻み込み始めるのです。
映像化をうまく行うには
願望を紙に書いたり
絵にしたりすることが
どうしても必要になるわけです。
そうしないと、
映像は鮮明なものとならないのです。
あいまいだった願望が
ことばとイメージによって
脳に刻み込まれるのです。
願望は
未来を創りだす脳といわれる
『前頭葉』に
思い描くとよいのですが、
閉じた目の中前方を見つめ、
一点を見続ける。
視線を動かさず固定する。
を意識するとよいでしょう。
3.感覚を味わう
映像化ができたら、今度は
その中でそれを生きている自分を
よく味わい
感覚を高めるようにしましょう。
願いが叶った自分は喜びにあふれ、
高揚感でいっぱいです。
その自分が呼吸をし、景色を見て、
人やものと接しています。
自分の表情、姿勢、態度、話し方は
どうなっていますか。
自然と笑みが浮かんできたり、
うっとりした表情に
なったりするでしょう。
それがとても大事です。
人それぞれの願いを
自由に無条件に
心に思い描くことを
楽しんでください。
自分自身に
いつもその気持ちでいていいよ
と許可を与え
その気持ちでいるようにしましょう。
今回は
「ヴィジュアライゼーション」の方法
についてお伝えしました。
前回の
「アファメーションの効果的な時間帯」
とあわせて習慣にしてくださいね。
(出典:リズ山崎先生「なぜ、あの人の願いはいつも叶うのか?」)