不安や恐れを受け入れよう

◆今日の英語アファメーション◆

I accept my anxiety and fears.

私は不安や恐れを受け入れます。

I accept my negative feelings.

私はマイナスの感情を受け入れます。


みなさんは不安や恐れを感じたとき
どうしていますか?


私は、不安を感じると
すぐそれに反応して慌てたり
何かしなくてはと行動し始めたり

人に話したりして
気を紛らすようにしてきました。


不安症になったときは
24時間不安感があって
常に胸が重くドキドキしていたので

その不安感を紛らすために
動いて動いて疲れきっていました。


心の学びを始めて

◆不安や恐れから逃げようとするから
 追いかけてくる
ことを知り

◆不安や恐れを
 あるがままに受け入れる
ことを実践し始めました。


するとどうでしょう。

あんなに私を圧倒していた不安感が
だんだんと薄らいで
自然と消えていくのを実感しました。

それは不思議な感覚でした。


では、どのように不安や恐れなどの
感情を受け入れたらよいのでしょうか。


私のやっている方法をご紹介します。

①一人になれる静かな場所を探します。

②ゆったり腰かけ、目をつむって
 自分の胸のあたりに意識を向けます。

③不安や恐れがあること感じます。
「いま、不安なんだね、恐いんだね」

④胸のどの辺りに不安があるか
 どんな色や形なのかを感じてみます。
(胸のこの辺りにもやもやした黒いものがある)

⑤不安や恐れをそのまま味わいます。

⑥感じきったら深呼吸の吐く息とともに
 はーっと吐き出します。


このとき、大切なのは

●深呼吸すること

●「それは自然なことだよ」と
 自分の味方でいることです。


ネガティブな感情というのは
感じたくないものです。

それがあることも認めたくないものです。

できるなら、ないものにしたい。


でも、そこに感情があって
それを味わって
感じ尽くすと
自然と流れていき、終わっていきます。


これはどんな感情も同じです。
怒り、イライラ、悲しみ、寂しさなど


心の手当を自分にしてあげる。
そういう感覚が大切です。


私が思春期だったころ、
怒ったり、イライラの毎日でした。
それらの感情は自分の中におさまりきらず

感情的になって
しょっちゅう家族に当たりちらしていました。

母はそんな私に手を焼き
「おこりなさんな」
「イライラしなさんな」
と言って、その場から離れました。

私の様子を受け止められず
感情的な私から避難したかったのでしょう。

しかし、その度に
私のなかに

「するな」って言われても
消せない感情をどうしたらいいの?

と反発する気持ちがわいてきました。

私は自分の感情を持てあまし
必死に受け止めてくれるところを
探していました。

感情の扱い方がわからなかった母と私
つらい時期でした。

そんな時、
「その感情は自然なものだよ」
「大丈夫だよ」
という姿勢でいてくれたら

もっとらくでいられたでしょうし

自分でも感情を受け入れよう
と思えたでしょう。

当時はこんなに感情的な私って
異常なのではないか。

人に当たっている私って
なんて悪い子なんだ
と罪悪感でいっぱいでした。


私は50才を過ぎて初めて
感情を感じる
受け入れることを始めました。

その結果、
マイナスの感情に翻弄されることが
なくなり、とてもらくになりました。


これには、
日ごろからの練習も大切です。

感情を受け入れて解放するには、

まず、
その感情に気づく必要があります。

「いま落ち込んでいる」

「いま焦っている」

「いま動揺している」


自分がなんでそんな気持ちになっているか
原因や理由がわからないときもあります。

「なんか、イヤな気分」

「なんか、そわそわする」

「なんか、気持ちが重い」

ばくぜんと感じることもあります。


それでも、
一度自分に意識を向けてあげましょう。


そうすると
どうしてそのような気持ちになっていたか
気づくこともできます。


私がリズ先生の講座を受講しているとき

「いま、私、なにを感じてる?」
をたえず自分に問いかける

という課題がありました。


これは自分の感情に気づくのに
とても効果的でした。

さらに、感情がまだ小さなうちに
(落ちこみ始めに)気づいて
それ以上大きくならないようにする
というメリットがあります。


私たちの心、気持ち、感情は
周りからの影響をうけやすく
変わりやすいものです。


感情に気づいて
感情を味わって
「そうだね」と共感してあげましょう。


感情は自分のものです。
自分の一部として
大切に扱ってあげましょう。


「これさえなければいいのに」
と排除したり

「何でこんな気持ちなんだ」
と自分を責めたりしないように。


今回は
「不安と恐れを受け入れよう」
ということをお伝えしました。


らくに生きるために
ぜひ、やってみてくださいね♪


(出典:リズ山崎著
『感情免疫力で極上の人生を手に入れる』)

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