「答えがほしい」という発想から離れる

5月19、20日 新潟弥彦での
羽黒山伏の星野先達のイベントに
参加してきました。

1日目、出版記念講演会
2日目、龍神巡り(祈りの斎行)

たいへん学びと気づきの多い時間だったので
こちらに書きたいと思います。


星野先達とお会いするのは

おととし新潟で行われた
古事記塾の今野華都子先生の
洗顔洗心塾全国大会で
サプライズゲストとして登場されて以来です。

私は今野先生の古事記塾の塾生で
今野先生と星野先達はお友達なので、

今までもお二人の対談など
見させていただいています。


「野性の力を取り戻せ」
出版記念講演

法螺貝(ほらがい)の音とともに
講演会が始まります。

体中に音が響きわたり
魂に届く感覚

講演というと
大切なことを聞き逃すまいと
メモを取ったりしますが、

誰一人そんな人はいません。

なぜなら、先達は頭で話さないからです。

先達いわく、
丹田からわき上がってきたものが言葉となる。

先達の言葉を受け取る場所も頭ではないのです。

体で受けとる
心で感じとる

理解するというのは頭でわかることではなく
腑に落ちるということ。


頭でっかちが問題

考えるから不安になる

考えるから動けなくなる

答えを求めるな

答えがあると思うな


講演の後は
『魂のマッサージ』を直伝していただきました。

二人一組になって、順番に行っていきます。
先達が回って、やり方を見せてくださいます。

しばらく行って、起きあがってみると

「少女のようになってる~」
「ピュアになってる~」

皆さんの表情がすっかり変わっているのに
驚きました。


魂のマッサージをすると
「生まれたての魂の表情」
になるそうです。

「頭を使うと、顔、表情が険しくなるからね」

最後に、みんなで丸くなって
再び先達のお話を聞きます。

「つみ」の意味を「やまと言葉」で
教えてくださいます。

「つ」は包む、「み」は本質、
本質を包むのが罪

かぶっているものを外すことが大切

そんな時に先達自身から
新たな意味、気づきが湧き上がってきました。

「自分の本質を隠す」のが
「自分にとっての罪」なんだ。

先達と一緒にいるだけで
どんどん心も体も軽くなってくる。

「そのままのあなたでいいんだよ~」

「そうだね~」って言えば良い関係が保てる。

その場にいる方々の波動が高くて
すっかりエネルギーチャージされました。


星野先達と行く!
新潟龍神巡り

先達と過ごす2日目は龍神ツアーです。
弥彦周辺を巡ります。

・祓戸神社
・弥彦神社
・湯神社
・石瀬神社
・婆杉

近くに住んでいるのに初めて行くところばかり、

先達の法螺貝(ほらがい)で始まり
みんなで唱える勤行
自然ととけ合って「祈り」となる

勤行の詞の意味なんてわからなくていい。
神社で「般若心経」唱えたっていい。
昔は神仏一緒だった。

祈っているうちに
自然との境が薄くなって
自分も自然の一部なんだという感覚になる

まにまに
 
ゆだねる

うけたもう

神社の後ろにある磐座(いわくら)に圧倒される。

昔の人は疫病を神にして
祀り祈っていたというお話はとても興味深い。
(疱瘡神)


瞑想は植物や木になること

女性がみんな「瀬織津姫」に惹かれるのは
自分の中に
女神が潜在化しているからじゃないかな。

先達のことばがすっと入ってきます。

昼食はインドカレーのお店

先達のお隣の席で
またまたお話を聞かせていただきました。

これまでの教育で私たちは
「考えて答えを出す」
ことをさせられさんざんやってきた。

だから、「考えるな」「答えを求めるな」
っていっても難しいよな。

でも、これからは
「感じたことをやりなさい」
「決断は頭ではできない」

女性の決断力はすごい。

これからは女性と
おばさん化した男性が社会を引っ張っていくよ。

ほら、
ここにいる男性も
みんなおばさん化してるでしょ(笑)

「場から縁」
感じることのできる場、
その場に集う人たちとご縁、
それがどんどん広がっていく。

場に行くことから始まるんだ、
「祈り」もこうやって
一人ひとりから広がっていくんだ。


最後に訪れた「婆杉」は樹齢1000年の杉
地から水を吸い上げてきた水の神
(動かない龍神様)と言える。

この木はこの場所でずっと何を見てきたのだろう。
と思い馳せていたら胸が熱くなってきました。
森の中の長老という存在感でした。



最後は先達とひとりひとりハグ

感じることに集中した二日間でした。
頭を使わないってこんなに楽なんだ。

感じることを始めると、
自分の中でその部分が開いてくる
感覚がありました。

これからは、まさに「感じる知性」の時代ですね。

最後に
私の心に響いたことばを紹介します。

星野先達の新刊『野性の力を取り戻せ』より

「答えがほしい」という発想から離れなさい。

いつも「正しい答えを探している」傾向のある
私自身への言葉でもあります。 


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